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麗江旅行のベストシーズンは?おすすめの季節やさけるべき時期を解説
中国雲南省の奥深く、万年雪をいただく雄大な玉龍雪山(ぎょくりゅうせつざん)の麓に広がる麗江(リージャン)。この記事では、麗江の気候の特徴から目的別のおすすめシーズン、そして航空券が安い時期まで詳しく解説します。

中国雲南省の奥深く、万年雪をいただく雄大な玉龍雪山(ぎょくりゅうせつざん)の麓に広がる麗江(リージャン)。この記事では、麗江の気候の特徴から目的別のおすすめシーズン、そして航空券が安い時期まで詳しく解説します。
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麗江の気候まるわかりガイド!知っておきたい基本情報
麗江旅行の計画を立てる上で欠かせないのが、その独特な気候の理解です。麗江古城は標高約2,400メートルの高地に位置しており、これが気候に大きな影響を与えています。日本の富士山五合目とほぼ同じ高さと聞くと、イメージが湧きやすいかもしれませんね。
麗江の気候は、大きく分けて「乾季」と「雨季」の2つの季節に分かれます。
- 乾季(かんき):おおよそ10月〜翌4月。空気が乾燥し、晴天の日が続きます。特に冬は降水量が極端に少なく、澄みきった青空が広がります。
- 雨季(うき):おおよそ5月〜10月。緑がうつくしい季節ですが、雨の日が多くなります。特に7月と8月は降水量がピークに達し、短時間にざっと降るスコールのような雨が特徴です。
年間の平均気温は約12℃〜20℃と過ごしやすいですが、高地ならではの注意点も。それは「1日の寒暖差が大きい」こと!日中は半袖で過ごせるほど暖かくても、朝晩はぐっと冷え込み、上着が必須になります。この寒暖差こそ、麗江旅行の服装えらびの最大のポイントです。
また、標高の高さは澄んだ空気とうつくしい景色をもたらしてくれますが、玉龍雪山などさらに標高の高い場所へ行く際は、高山病対策も心に留めておくと安心です。
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四季でめぐる麗江!季節ごとの魅力と楽しみ方
麗江は、訪れる季節によってまったく違う表情を見せてくれます。ここでは、春・夏・秋・冬、それぞれの季節の魅力とおすすめの過ごし方をご紹介します!
春(3月〜5月)
花々が咲き誇る!街歩きが楽しい麗江のベストシーズン
麗江の春は、街全体が色とりどりの花で飾られる、まさに絵画のような季節!厳しい冬が終わり、心地よい暖かな日差しが降り注ぎます。平均気温は17℃前後と、散策には最高のコンディション。空気が澄み渡り、青い空を背景にそびえる玉龍雪山の姿を、古城のどこからでもくっきりと見ることができます。
この時期は、街のいたるところで桜や桃、アンズの花が咲き乱れ、歩いているだけで心が弾みます。特に、近郊の昆明では4月下旬からジャカランダが満開になり、街が幻想的な紫色に染まる光景は圧巻です。麗江でも、春の訪れを告げる花々が旅を華やかに彩ってくれるでしょう。
日中は長袖シャツ1枚で快適に過ごせますが、朝晩は冷え込むため、セーターやジャケットなど羽織るものを忘れずに準備してくださいね。気候が安定している春は、麗江旅行のベストシーズンの一つと言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 春 |
期間 | 3月~5月 |
平均気温 | 15℃~20℃ |
降水量 | 少ない |
おすすめ度 | ★★★★★ |
適した服装 | 日中:長袖シャツ、薄手のニット 朝晩:ジャケット、セーター、パーカーなど羽織るもの |
主なイベント・見どころ | ・麗江古城の花々(桜、桃など) |
おすすめグルメ・特産品 | ・鮮花餅(花の餡が入ったお菓子) |
体験・アクティビティ | ・麗江古城の散策、サイクリング |
注意点 | ・1日の寒暖差が大きいので服装に注意 |
夏(6月〜8月)
緑深き季節!旬の味覚と熱狂の祭りを体験
麗江の夏は、雨がもたらす生命力に満ち溢れた季節です。雨季にあたるため曇りや雨の日が多くなりますが、そのおかげで木々の緑は一層深くなり、しっとりとした風情ある街並みを楽しめます。最高気温は25℃前後と、日本の夏に比べると非常に涼しく快適。避暑地としても最高のロケーションです!
しかし、夏の麗江の魅力は涼しさだけではありません。この時期にしか味わえない、特別な体験が2つあります。
一つ目は、絶品の「キノコ鍋(野生菌火鍋)」!6月下旬から8月は、多種多様な天然キノコが旬を迎えるベストシーズン。地元で採れたばかりの新鮮なキノコをたっぷり使った鍋は、滋味深く、その香りと食感は忘れられない味になるはずです。
二つ目は、少数民族の熱気がほとばしる「火把節(火祭り)」です。イ族やナシ族などが農暦の6月24日(新暦の7月〜8月頃)に行う伝統的な祭りで、夜になると人々が松明を掲げて練り歩き、大きな焚き火を囲んで歌い踊ります。その光景は幻想的で迫力満点!
雨で玉龍雪山が見えにくいというデメリットはありますが、それを補って余りある食と文化の魅力が、夏の麗江には詰まっています。
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 夏 |
期間 | 6月~8月 |
平均気温 | 20℃~25℃ |
降水量 | 多い(雨季) |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
適した服装 | 日中:半袖、Tシャツ、ワンピース 朝晩:薄手のカーディガン、パーカー その他:折りたたみ傘、レインウェア、防水シューズ |
主なイベント・見どころ | ・火把節(たいまつ祭り、7月~8月頃) |
おすすめグルメ・特産品 | ・天然キノコ鍋(旬の味覚) |
体験・アクティビティ | ・少数民族の祭りへの参加 |
注意点 | ・雨具は必須 ・雨による土砂災害の可能性も(特に山間部) |
秋(9月〜11月)
黄金色に輝く絶景の季節!ハイキングにも最適
夏の雨季が終わりを告げると、麗江には最も過ごしやすい季節、秋がやってきます。乾季の始まりである秋は、空気がからりと乾燥し、どこまでも続くかのような紺碧の空が広がります。気温も穏やかで、まさに旅行のゴールデンシーズン!
この季節のハイライトは、なんといっても息をのむような紅葉(黄葉)です。シャングリラ方面へ少し足を延かせば、9月中旬から10月中旬にかけて狼毒草(ろうどくそう)の草原が真っ赤な絨毯のように染まり、10月下旬からはポプラや白樺の木々が黄金色に輝きます。澄んだ空気の中、色鮮やかな木々と雪山のコントラストは、忘れられない絶景となるでしょう。
また、雨の心配が少なくなるこの時期は、トレッキングやハイキングに挑戦するのにも絶好の機会。世界屈指の峡谷美を誇る「虎跳峡(こちょうきょう)」などを歩けば、秋ならではの爽やかな風と雄大な自然を全身で感じられます。
春と並び、多くの人にとって麗江旅行のベストシーズンとなるのがこの秋。快適な気候の中で、麗江のうつくしい自然を心ゆくまで満喫してください!
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 秋 |
期間 | 9月~11月 |
平均気温 | 9℃~17℃ |
降水量 | 少ない(乾季) |
おすすめ度 | ★★★★★ |
適した服装 | 日中:長袖シャツ、薄手のセーター 朝晩:ジャケット、フリース、ライトダウン |
主なイベント・見どころ | ・シャングリラ方面の紅葉・黄葉 |
おすすめグルメ・特産品 | ・旬の果物(リンゴ、ザクロなど) |
体験・アクティビティ | ・虎跳峡(こちょうきょう)トレッキング |
注意点 | ・朝晩の冷え込みが強まるため、防寒対策をしっかりと |
冬(12月〜2月)
静寂と絶景の冬!写真好きとコスパ重視派におすすめ
冬の麗江は、静けさの中に凛としたうつくしさが際立つ季節。観光客が少なくなるオフシーズンで、古城は落ち着いた本来の姿を取り戻します。夜は氷点下まで冷え込みますが、日中は驚くほど暖かく、太陽の光が心地よい晴天の日が続きます。
この季節の最大の魅力は、なんといっても玉龍雪山の絶景!一年で最も空気が澄み渡るため、雪を頂いた13の峰々が連なる神々しい姿を、最もクリアに見られる確率が高いのです。古城の瓦屋根の向こうに、くっきりと浮かび上がる純白の雪山。この完璧な構図の写真を撮りたいなら、冬こそが麗江旅行のベストシーズンと言えるでしょう。
ロープウェイで標高4,506メートルの氷河公園まで上がれば、そこはもう別世界!目の前に迫る氷河の迫力と、どこまでも広がる銀世界に、きっと言葉を失うはずです。
また、冬は虎跳峡のトレッキングにも適した時期。そして何より、航空券やホテルが安くなるため、旅費を抑えたい方には絶好のチャンスです。しっかりとした防寒対策をして、静かでうつくしい麗江を独り占めするような贅沢な旅へ出かけませんか?
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 冬 |
期間 | 12月~2月 |
平均気温 | 0℃~13℃ |
降水量 | 非常に少ない(乾季) |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
適した服装 | ・ダウンジャケット、厚手のコート、フリース ・セーター、ヒートテックなどのインナー |
主なイベント・見どころ | ・最もうつくしい玉龍雪山の雪景色 |
おすすめグルメ・特産品 | ・臘排骨火鍋(豚スペアリブの燻製鍋) |
体験・アクティビティ | ・玉龍雪山観光(ロープウェイ) |
注意点 | ・万全の防寒対策が必須 ・空気が非常に乾燥するため、保湿と水分補給を |
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結局いつがいい?目的別!麗江旅行のベストシーズン
ここまで四季の魅力をご紹介してきましたが、「結局、私にはどの季節が合っているの?」と思いますよね。そこで、旅の目的ごとに麗江のベストシーズンをまとめてみました!
目的 | ベストシーズン | 理由 |
|---|---|---|
観光・街歩き | 春 (3-5月), 秋(9-11月) | 気候が最も穏やかで快適。晴天率も高く、花や紅葉を楽しみながらの散策に最適です。 |
絶景・写真撮影 | 冬(12-2月) | 空気が最も澄み、雪を頂いた玉龍雪山の最もうつくしい姿を撮影できる確率が格段に上がります。 |
グルメ・文化体験 | 夏(6-8月) | この時期しか味わえない旬のキノコ鍋や、少数民族の熱気あふれる「火把節」を体験できます。 |
ハイキング | 秋(9-11月), 冬(12-2月) | 雨が少なく道が安定している乾季が最適。特に虎跳峡などの本格的なトレッキングにおすすめです。 |
費用を抑えたい | 冬 (12-2月, 祝日除く) | 航空券や宿泊費が最も安くなるオフシーズン。観光客も少なく、ゆったりと過ごせます。 |
麗江旅行が安い時期は?航空券が安くなるおすすめの時期
旅行費用を少しでも抑えたいなら、ねらい目はズバリ冬(12月〜2月)です!特に、航空券比較サイトのデータによると、11月は麗江行きの航空券が年間で最も安くなる傾向にあります。
冬は観光のオフシーズンにあたるため、航空券だけでなくホテルなどの宿泊費もぐっとおトクになります。年末年始や春節(旧正月)の時期を外せば、かなりリーズナブルに旅行を計画できるでしょう。
しかも、冬はただ安いだけではありません。前述の通り、空気が澄んでいて玉龍雪山の絶景を最もうつくしく見られる季節でもあります。人混みをさけて静かな古都の雰囲気を味わいながら、最高の景色も楽しめるなんて、まさに一石二鳥!賢く旅をしたい方にとって、冬は最高の選択肢になるかもしれません。
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麗江旅行で注意!さけるべき時期とは?
麗江はどの季節も魅力的ですが、快適な旅行を計画する上で、できればさけたほうが良い時期も存在します。
雨が最も多い時期(7月〜8月)
夏の麗江はキノコ鍋や祭りなど独自の魅力がありますが、7月と8月は一年で最も雨が多いピークシーズンです。連日の雨で観光が思うように進まなかったり、楽しみにしていた玉龍雪山が全く見えなかったりすることも。また、大雨による土砂災害のリスクも高まるため、特に山間部へのアクセスには注意が必要です。絶景やアクティブな観光をメインに考えている場合は、この時期をさけるのが賢明かもしれません。
中国の大型連休
もう一つ注意したいのが、中国国内の大型連休です。特に以下の2つの期間は、中国全土から膨大な数の観光客が押し寄せ、麗江も大変な混雑に見舞われます。
- 国慶節(こっけいせつ):10月1日からの約1週間
- 春節(しゅんせつ/旧正月):1月下旬〜2月中旬の約1週間(毎年変動)
この時期は、航空券やホテルの料金が高騰するだけでなく、予約そのものが困難になります。観光地はどこも人でごった返し、ゆっくりと古都の風情を味わうのは難しいかもしれません。静かで落ち着いた麗江を楽しみたい方は、この期間を外して旅行を計画することをおすすめします。
あなただけのベストシーズンを見つけて、麗江へ旅立とう!
いかがでしたか?麗江は、訪れる季節によって全く異なる魅力を見せてくれる、奥深い旅先です。
花々が咲き乱れる春、生命力あふれる夏、黄金色に輝く秋、そして静寂と絶景の冬。どの季節にも、そこでしか出会えない特別な風景と体験が待っています。
あなたの「やってみたいこと」「見てみたい景色」を思い浮かべながら、この記事を参考に、ぜひあなただけの麗江旅行のベストシーズンを見つけてください。きっと、忘れられない素晴らしい旅があなたを待っていますよ!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています
cover photo by Pixabay
















